- 青森の薬剤師が高年収って本当?
- 自分の年収って高いの?低いの?
- いま以上に年収上げる方法ない?
全国平均より高い年収と言われる青森県ですが、実際にあなたの年収は平均以上でしょうか。
この記事では、青森県の薬剤師年収をあらゆる視点から見てみます。
年収を上げるために実践している方法も紹介するので、最後までご覧ください!
【2024年版】青森の薬剤師の平均年収は652万円
政府が発表する令和4年賃金構造基本統計調査によると、青森県の薬剤師平均年収は約652万円でした。
このデータに関して、もう少し深掘りしていきましょう。
全国平均と比較すると青森県の薬剤師年収は高い
青森県の平均年収と全国の平均年収を以下の表にまとめました。
青森県 | 全国平均 | |
---|---|---|
平均年収※1 | 651.9万円 | 583.4万円 |
平均年齢 | 41.5歳 | 41.1歳 |
月間勤務時間※2 (うち時間外) | 175時間 | 173時間 |
人口10万対薬剤師数 | 161.3名 | 198.7名 |
※1平均年収の算出方法:『きまって支給する現金給与額』×12か月+『年間賞与その他特別給与額』
※2月間勤務時間の算出方法:『所定内実労働時間数』+『超過実労働時間数』
青森は全国平均より70万円くらい高いんだ!
東北6県の中では堂々1位の年収
東北6県の平均年収をランキング形式で表にまとめました。
平均年収 | |
---|---|
1位:青森県 | 651.9万円 |
2位:山形県 | 607.0万円 |
3位:秋田県 | 591.0万円 |
4位:岩手県 | 584.3万円 |
5位:福島県 | 568.3万円 |
6位:宮城県 | 543.7万円 |
金銭面だけで言えば、青森県の薬剤師の収入はトップクラスと言えるでしょう。
首都圏から離れるほど、収入は高くなる傾向にあるようです。
年収の高いエリアへの転職を考えている方にとっては穴場と言えるでしょう!
自分の年収が高いのか・低いのかを知る方法
青森の薬剤師って給料高いんだね~。
知らなかった!
しかし、平均年収のデータだけでは、自分の年収がどの位置にあるかは判断できません。
ここからは、あなたの年収が高いかどうか判断するためのデータを紹介します。
平均年収ではなく“中央値”で見てみよう
薬剤師の年収の中央値は公式発表されていませんが、自身の年収を比較する際は最適な手段になります。
後述する年代別の年収を参考に算出した場合、薬剤師年収の中央値は582.3万円になります。
420万+380万+500万+510万+480万+600万+1,200万≒584万円
380万、420万、480万、500万、510万、600万、1,200万=500万円
統計調査の中には、経営者・会社役員などの年収が含まれているので平均値は高くなります。
正確な中央値は公表されていませんが、平均年収よりも低くなるでしょう。
推測になってしまいますが、400万円台後半~500万前半くらいが中央値だと思われます。
年代ごとに平均年収を比較
薬剤師の年代ごとに平均年収をまとめたものが以下の表になります。
年代 (平均年齢) | 平均年収 | 労働者数 |
---|---|---|
20~24歳 (24.5歳) | 381.3万円 | 3,330名 |
25~29歳 (27.4歳) | 464.9万円 | 18,000名 |
30~34歳 (32.5歳) | 564.1万円 | 14,440名 |
35~39歳 (37.8歳) | 608.1万円 | 10,820名 |
40~44歳 (42.6歳) | 630.4万円 | 10,610名 |
45~49歳 (47.4歳) | 641.2万円 | 10,900名 |
50~54歳 (52.2歳) | 665.6万円 | 9,570名 |
55~59歳 (57.4歳) | 717.4万円 | 7,610名 |
60~64歳 (62.2歳) | 582.3万円 | 4,970名 |
65歳~69歳 (66.6歳) | 516.5万円 | 1,530名 |
70歳~ (73.5歳) | 557.7万円 | 670名 |
全年代平均 (41.1歳) | 583.4万円 | 92,460名 |
年代別平均年収は、全年代平均の年収よりも比較対象として有用なデータです。
自身の年代と比較して、高いかどうかの参考にしてください。
年収をいまよりも“50万”上げる3つの方法を紹介
年代別でも平均以下の年収だった・・・。
薬剤師の年収って頭打ちなのかな・・・。
こうした悩み・不満を解決する3つの方法を紹介します。
上手に行動すれば、年収600・700万の壁を越え、年収800万円台も狙えるので参考にしてください。
個人経営の調剤薬局へ転職
年収アップを狙うなら、個人経営の調剤薬局への転職がおすすめです。
個人経営薬局 | 大手調剤薬局 |
---|---|
年収upの期待大 マニュアルなどの整備は薄い シフトの融通は利きやすい 事業継承の可能性も | 年収は頭打ち マニュアル完備 手厚い福利厚生 調剤報酬の風当たりが強い |
年収は社長の評価で決定されるため、気に入られれば収入アップはもちろん、役員・事業継承の話が出る可能性も少なくはありません。
自分自身が経営者になれば、経営次第では収入は青天井です。
一方で、大手の調剤薬局・ドラッグストアは業務マニュアルや福利厚生がしっかりしています。
そのため、新人薬剤師にとっては安心できる職場環境でしょう。
そこからのステップアップ・収入アップを狙うなら、中小企業の調剤薬局への転職を検討してください。
あなた自身が舵取りする立場になれば、これまでの経験・スキルを活かしつつ、収入も増えるはずですよ。
休日夜間薬局でアルバイト
薬剤師会が運営する休日夜間薬局のアルバイトに参加するのもおすすめです。
実際の明細書がこちら。年末年始などはバイト代も高くなります。
月に1~2回出勤するだけで、年間20万円程度は稼げますよ!
また、ほかの薬剤師との交流する機会にもなるので情報交換のタイミングとしてもおすすめです。
若手薬剤師にとって、お金も稼げて経験値も増やせる場所と言えるでしょう。
休日夜間薬局で働いてみたい方は、所属する地域の薬剤師会へ問い合わせてみてください。
学校薬剤師の仕事をはじめる
学校薬剤師の仕事を掛け持ちするのもgood
地域差はありますが、1校あたり年間5万~15万程度の報酬がもらえます。
複数の学校を担当するだけで、年収50万円近くアップできるため、薬剤師にとっては最強の副業といえるでしょう。
仕事内容としては年に数回、学校へ訪問して衛生面の検査をしたり、講義をしたりするのが業務内容です。
私の場合、友人から学校薬剤師の仕事を紹介してもらう形ではじめましたが、学校薬剤師会へ直接問い合わせるとよいでしょう。
薬剤師の資格を最大限に活かして働こう!
青森県の薬剤師年収は平均以上ですが、20代・30代、ママさん薬剤師の年収は高いと言えないでしょう。
そんな現状を打破するためには、先ほど紹介した3つの方法がおすすめです。
いまの職場が給料アップしてくれないのなら、あなた自身が行動するしかありません。
しかし、行動すれば年収アップにつながります。
こちらで紹介した転職サイトなら、高年収の求人を取り扱っているので登録してみるのもおすすめですよ。
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